2024年5月の記事一覧
育成を目指す資質・能力の3つの柱
連休も終わり、明日から修学旅行に3年生と一緒に行って来ます!
さて、4月に保護者の方から「テストが少ないのでは・・・」といった
質問等が寄せられることがありました。
本校の保護者の皆様は、意識が高いなと感じました。
今の学習指導要領は大幅に改訂され、理念の「生きる力」が、
「社会に開かれた教育課程」とより具体的な理念に表現が変わりました。
その中で、3つの資質・能力が前面に提示されました。
少し古くなりましたが、そのときのリーフレットを添付します。
「生きて働く知識・技能の習得」
「未知の状況にも対応できる思考力・判断力・表現力等の育成」
「学びを人生や社会に生かそうとする学びに向かう力・人間性等の涵養」
の3つです。
特に枕詞の「生きて働く~」「未知の状況にも対応できる~」「学びを人生や社会に生かそうとする~」が
大切になります。
評価・評定の観点も変わり、
「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」の3つとなりました。
子どもたちに必要な資質・能力を育むためには、学校の授業だけではなく、
家庭や地域の皆様の理解と協力が欠かせません。
学校で学んだことを日常生活で活用したり、家庭や地域での経験を学校生活に
生かしたりすることがとても大切です。
ご家庭の皆様へのお願いになりますが、
学習指導要領の考え方や、子どもたちが学校で学んでいることに関して、
ぜひ、子どもたちと話したり、一緒に考えたりしてみてください。
保護者の皆様の働きかけが、子どもたちの「生きる力」を育む力になります。
どうかよろしくお願いいたします。